自衛消防技術認定証における対応

 

 

Case1:東村山市中央公園での倒木対応。 

 

2022年9月24日土曜日 

 

東村山市中央公園において倒木。老夫婦2名負傷。 

自衛消防資格者1名。40代男性1名。合計2名により初動対応。 

 

自衛消防資格者及び40代男性が倒木現場を目撃。 

対象者は、車いすを押す70代女性。車いすに乗る70代男性。負傷。 

事故直後、40代男性1名により安全確認。 

同時刻、自衛消防資格者から東村山市市議会議員に、第一報。 

自衛消防資格者1名により、事故現場保存のため、導線確保対応。 

公設設営隊到着。引継ぎ。 

 

倒木は、事故翌日の2022年9月25日曜日早朝、立ち入り禁止対応確認。 

同日。歩行者の導線確保確認。 

この時点から、木の状態を見て、日を分けて少しずつ解体。 

2022年10月14日時点。地ならし等含め復旧確認。 

 

 

Case2:ドクターヘリ出発時緊急管制塔対応。 

 

2023年4月10日時点。日時不明が判明詳細確認中。 

経緯:間隙のない救護活動対応のため、自衛消防本人確認引継ぎなし。 

   ドクターヘリ救護活動終了により対応完了。 

   公設設営隊へ、2023年4月10日。本人確認を行う。 

 

   2023年4月10日。本人確認完了。 

 

・2023年1月29日日曜日 

 

東村山市中央公園付近にて救急搬送対象者あり。 

散歩中にドクターヘリ緊急着陸の案内あり。無事着陸確認。 

近くにいた男性からチラシを受取る。 

自衛消防資格者1名。風向きの確認が出来ないことに気が付く。 

ドクターヘリ前方約80~100メートル、メガネを装着し初動対応。 

チラシを持ち、固定し、風向き確認に使用。 

風向き等含めて準備が出来ている旨を伝える。 

ヘリ操縦者は、口元が見えていた。 

「出来る。」「やれ。」そう伝えた。 

ヘリ発着準備完了。ランプ明滅確認。明滅ごとにうなづく。 

左右の明滅に対しては、左右に首を振り対応。 

無事、出動確認。 

終了。 

 

 

Case3:富士見町マンション119番対応。 

 

・2023年4月9日日曜日 

 

2023年4月9日日曜日 午後1:31マンション1室から警報音確認。 

ある1室から住民の動きを確認。 

付近に、焦げ臭い匂いを確認。その時点で煙ナシ。 

第一発見。 

 

13:40頃、同マンション外周より警報音確認。 

この時点で、火災予想地点から死角地点。 

事前に、一室からの火災予測を確認していたことと、 

マンションそのものからの報知鳴動確認。 

真報条件合致。 

2023年4月9日日曜日 午後1:44。119番。通報。 

第一通報。 

 

報告地点。住所確認出来る看板アリ。住所伝達完了。 

この地点及び時点での煙ナシ伝達。 

付近状況追加条件2つ伝達。場所周知完了。 

離れる旨。了承。 

 

場合によっては、火災。煙対応。10分圏内で離れる。 

 

通報返報あり。受取れず。 

付近対応。ポンプ1台案内。 

周辺車1台あり。及び、周辺住民あり。 

ポンプ道通れず。 

1台、多少、外周対応あり。 

 

履歴8件確認。 

通報返報受け取り、旨了承。 

返報確認後10分以内。現着。 

 

警察へ、第一通報伝達。 

第一発見場所及び第一通報場所が違う旨伝える。 

 

警察に第一発見場所案内。 

火災予測ポイント伝達。 

第一通報者情報伝達。 

伝達完了。対応終了。 

 

 

同日の振り返り。 

自衛消防目線。 

 

ポンプ。 

分隊出動。 

音で複数台稼働確認済み。 

導線回り複数複線対応のため分岐はやむを得ず。 

 

自衛消防資格者が、迎撃。 

事前に、方向を伝えた。 

曲がる前に運転手、通行止め車と住民確認。 

外周決断につながる。 

 

通報返報受取後10分以内に現着。 

 

第一発見匂いにて確認できていた。 

 

警察対応。 

迅速な第一発見場所及び第一通報場所の違いの伝達。 

迅速な本人確認情報の相互確認。 

 

消防対応。 

「火災のない現場(げんじょう)が一番怖い時代は終わった。」 

「火災のない現場(げんじょう)は、一番基本が身につく時代だ。」 

「生きて帰ってこれただろ?」 

(これから一旦小一時間みんなで現場に出向いて)
「振り返りで基本を確認しろ。」
 

この後は、時間をかけて振り返り、 

ゆっくりでいいから、それぞれ意思疎通の確認。 

 

ちゃんとやっていた。 

思い出せる。 

 

いつもの訓練のプロセス及び対応の再確認をするということ。 

 

正直に言う。緊急時だった。 

その最中ではあったが、俺の振り返りでは、 

建物は、頑健なまま存在していた。 

周辺住民も、みんな笑顔だった。 

 

何をどう対応したのか、整理がついていないのが一番怖い。 

怖くても、皆で、一回現場に戻ったのなら、 

静寂な雰囲気の中、建物がある現場を見たはずだ。 

ということは、生きて帰ってきた。みんな。 

 

この事実の上で、 

いつもの訓練のプロセス及び対応の再確認をすればいい。 

 

そこで出来ていた確認が、いま身についている確認事項だ。 

 

 

 

 

翌日の振り返り 

 

今回のポイントは、火災報知器鳴動時に、真報確定の判断材料があったことである。今回のケースでは、まず第一発見が早かった。マンションの一室における煙の探知器の鳴動。午後1:31。周辺に焦げクサイ匂いがあった。ベランダに人の動きがある一室があり、ポイント特定。この時点では、室内の人間が火の原因に対する対象物に対して対処できたかに思われた。だが、確定とは言い切れず、周辺の公園内を歩いた。其の後、発見地点近くへ戻り、マンション周辺付近を離れずに、周囲を散策。その最中。マンション全体への火災報知器が鳴動した。午後1:40頃。これは、室内の火災報知器が鳴動した後に、マンション全体への火災報知器が鳴動したということである。約10分間。第一発見の午後1:31から第一通報の午後1:44。13分間。午後1:44通報後、午後2時数分過ぎ、電話取次。警察対応。第一発見、通報、消防・救急・警察到着及び第一通報者対応まで30分間弱。以上。