辞書を引くように、「確認」しよう。

 

「仕事で上司から確認しろ。」と、言われる場面があります。 

 

そんな時に、求められている確認の方法です。 

 

それは、辞書を引くように、資料を引き合わせて「確認」して欲しいのです。 

 

ネット上に散らばっている情報は、 

まとまっているところには、まとまっています。 

 

ところが、手元にある資料、もしくは、用意しなければならない資料は、 

情報を取捨選択(しゅしゃせんたく)し、構築しなければなりません。 

 

その時の、手元にある資料の情報の順番とネット上にある資料の情報の順番は、 

常に必ずしも同じであるとは限りません。 

 

資料によっては、自らが構築する必要があります。 

 

だから一つ一つの情報を、 

いちいちそこから引き合わせて「確認」しなければなりません。 

 

その資料同士の情報の違いを識別出来て初めて「確認」と言えるのです。 

 

 

例えば、数字の順番に着目してください。 

 

ネット上に 

1番 

2番 

3番 

4番 

5番 

6番 

上記の様に6つの情報があるとします。 

 

そのとき、手元の情報が 

1番 

2番 

3番 

4番 

6番 

の5個あるとしましょう。 

 

ないものを用意してほしいと、資料を渡されて言われます。 

 

「そこにないものを用意して。」 

 

その時に、上から数えて、「6番」が必要であると識別します。 

 

だから「6番」を用意します。 

 

すると、違うといわれます。 

 

部下は出来ているといいますが、出来ているとはみなされません。 

 

必要なのは、「5番」だからです。 

 

「5番」を用意して、確認できていると、みなされます。 

 

今回は、順番を例に挙げました。 

 

こういった確認作業が出来るだけで、仕事は大分楽になります。 

 

違うものを「違うと分かること。」 

 

違うものから「正しさを見抜くこと。」 

 

とても大切です。