仕事の勘所

 何かしらの仕事における判断に関して思うことを書きます。法律を守って仕事をするのは、当然です。そして、法律そのものは万全じゃないということも事実です。その時の世情に応じて改正されていきます。もちろん、人間の叡智が積み重なって、現在の法律があるのは確かです。ただ、法律には現場における”人のもちつ、もたれつ”は裁ききれません。そこに、人情があるからです。なので、ルールは、もちろん大事。それを使うのが人間です。法律を全否定しているわけでもありません。その対象となるべき事象を見極めて判断していくべきだということです。そもそも、一つ一つのルールには、存在理由があります。それは、人道に反することはやめましょうということです。それを守らないと何かしらの不利益が発生します。 

 なので、いちばん大事なのは、法律を守る”最善を尽くしつつ”行動しようということです。この姿勢でいないと、仮に、ルールが分からずに、その行動をしたときに逃げ口上は使えません。詐欺グループの黒子みたいにです。また、故意にそれを知りながら、犯罪を犯すのは、これも違います。かといって、法律があるからと言って、それに固執するのも違います。私は、法律は守るべきであり、同時に法律に縛られてはいけないと考えています。つまり、この部分が、仕事における「抜き」どころであり、いろんな所における「グレーゾーン」なのだと思います。其の場において、自分の仕事を一生懸命にやっていれば、間違った時は謝ればいいですよね。そういう人には、大抵、「悪気があって、そういうことしたんじゃないもんね。次、気ををつけよう。」これで終わるんですよ。だから、一生懸命に、仕事に取り組めるということは、武器ですね。 

 なので、公的な、もしくは私的な制服問わず、いろんな人が制服のままコンビニに立ち寄って、合間を縫って、少し休憩くらい、かまわないと思います。あぁ~、ここで買いに来るまでに仕事頑張ってるんだろうなぁ。って、そう思います。